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効果を高める漢方の基礎知識と考え方

こちらでは、漢方薬の効果が出るまでの期間や、効果が期待できる症状についてまとめています。

漢方薬の効果があらわれるまでの期間

漢方薬を治療方法として選んだならば、基本は少なくとも2週間、薬によっては4週間は続ける必要があります。配合された生薬や病気の種類によって、効き目があらわれる効果が異なるためです。

漢方薬でよく治療される病気や症状は、むくみや冷えなど慢性的なものが多く、解消するには少なくとも10日ほどかかります。少しずつ軽快していくのが普通ですから、一部の漢方薬を除き、西洋医学のような即効性はあまり期待しない方がいいでしょう。

しかし、2~4週間過ぎても改善したような変化がない場合は、処方が体質に合っていない可能性があります。漢方薬は効果が出るのに長期間飲まなければ、と思い込んで漫然と服用せず、医者に相談し、体質を見直してもらいましょう。

漢方薬と相性がいい症状とは

冷えや肩こり、何となく体調が悪いと思う「不定愁訴」や自律神経失調症、PMSや月経不順などの女性特有の症状に、漢方薬が効果を発揮することがあります。また、漢方薬にはホルモンバランスを整える作用を持つものが多く、不妊症の解消にも効果があらわれる可能性が高いといわれています。

専門薬局と病院の漢方薬の違い

漢方薬を処方する施設には、一般的な病院と専門薬局があります。こちらのページでは、それぞれの違いや利用するメリット・デメリットを紹介しています。

漢方薬を処方してもらいたいと考えている方は、ぜひご一読ください。

>>専門薬局と病院の漢方薬の違いとは?

漢方薬とサプリメントの違い

漢方薬とサプリメントのどちらを使うべきか悩む方が多いようです。よく似ていると思われがちな漢方薬とサプリメントですが、両者には大きな違いがあります。間違えた選び方をしていると期待する効果を得られないかもしれません。漢方薬とサプリメントの違いとそれぞれのメリット・デメリットを解説します。どちらを選べばよいか分からない方は参考にしてみてはいかがでしょうか。正しく理解してから、漢方薬・サプリメントを利用しましょう。

>>漢方薬とサプリメントの違いとは?

西洋医学と東洋医学を使い分けることが大切

漢方医学は、その人自身の病気を治す力、本来の健康な状態に戻ろうとする力を高めることに重点を置いています。そのため、同じ病気にかかっていても、患者によって処方する薬が変わります。例えば同じ便秘でも、気の流れが悪くなって胃腸の働きが悪くなるタイプと、内臓に熱が生じて体の潤いがなくなったタイプでは、処方される薬が異なるのです。このことを「同病異治」といいます。反対に、ひとつの薬で様々な症状や病気が治ることもある「異病同治」という言葉もあります。

西洋医学と東洋医学は、「病気を診る現代医学」「人を診る東洋医学」ともいわれています。両者には、身体を診る視点に根本的な違いがあるのです。

西洋医学の場合、便秘であれば大抵は下剤を処方します。これは「内臓の働きが弱まっている」という理由から処方するのです。西洋医学は人体を部分単位で見て分析し、異常が見つかった部分、また病理部分を排除することを目的としています。

一方、東洋医学では、人体を全身が関連するひとつのものとして捉えます。局所的な問題が発生したら、それは全身のバランスが崩れているからだと判断します。

西洋医学は、明らかに出ている異常や病気に対しては鋭く効果を発揮しますが、検査にあらわれない異常は病気と見なされません。東洋医学ならば、検査ではあらわれないめまい、肩こりなどの「不定愁訴(漠然とした自覚症状はあるが、検査をしても原因が明らかでなかったり特定できないもの)」も、治療により自己治癒力を高めることで改善できます。

ざっくりと分ければ、漢方より西洋医学が得意なものは、外傷や怪我、ウィルスや細菌性の感染症などの治療です。漢方ならば、生活習慣病などの慢性疾患をじっくり体質改善して治したり、更年期障害や自律神経失調症という名前がつく原因不明の不調の治療が得意です。

自分の症状がどちらの医学に向いているか考えて利用するのがいいでしょう。