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のどの異常

漢方には、「のどの異常」の解決策としても用いられてきた歴史があります。漢方のメリットは、自然界にある生薬を組み合わせたもので身体への負担が比較的軽く、自分の症状や体質に合わせたものを使用できるところです。

このページでは、のどの異常の原因や症状、タイプを解説したうえで、実際にのどの異常に使用される漢方を紹介しています。のどの異常に悩み、漢方の力を借りるべきかどうか迷っている方は、ぜひご覧になってください。

のどの異常の原因

のどがつかえる、イガイガする、違和感があるなど、のどの異常の正体は"ヒステリー球"とも呼ばれる「咽喉頭異常感症」です。

この咽喉頭異常感症の原因は、非常に多岐にわたります。

例えば、慢性副鼻腔炎や慢性上咽頭炎など慢性炎症が原因ともいわれますし、アレルギー性鼻炎やアレルギー性喉頭炎などアレルギー症状、舌根扁桃肥大や頸椎異常など形態異常、喉頭がん、下咽頭がんなど腫瘍、ストレス、神経症、心身症など精神症状が原因となることもあります。

このように、のどの異常が発生する原因は人によってさまざまです。それでいて明確な病変が見つからないことも少なくなく、違和感があるのに原因が特定できないこともあります。

また、更年期障害、糖尿病など全身的な疾患が原因とされることもあり、定義が難しいことはもちろん、原因を特定しにくいのが、咽喉頭異常感症の特徴です。なお、漢方では気・血・水のうち、気に問題があると考え、気の巡りを良くするための治療や処方が行われます。

のどの異常の症状とタイプ

のどの異常(咽喉頭異常感症)で見られる症状は、のどの違和感、圧迫感、異物感です。実際に物理的な障害が起きていたり、本当に何かがつかえているのではなく、「そういう感じがする」というケースがほとんどといわれています。

具体的には、「のどがムズムズする」「イガイガする」「飲み込んだとき引っ掛かる感じがする」「のどの奥に何かが貼ってあるような気がする」「腫れているような気がする」「締め付けられる感じ」「塞がった感じ」「詰まったような感じ」など、いずれも感覚的な症状ばかりです。

咽喉頭異常感症では強い痛みが発生することも稀で、のどに違和感があっても、物が食べられない、水が飲めないことも少ないといわれています。実際に異常を感知していながら、それに見合う病変が見当たらないのが大きな特徴です。

のどの異常に使用される漢方

のどの異常に使用される漢方には、「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」「茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)」「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」「加味逍遙散(かみしょうようさん)」「柴朴湯(さいぼくとう)」「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」などがあります。

このうち、のどの違和感に加えて不安、動機、嘔吐などの症状が伴う場合は半夏厚朴湯。

めまい、胸やけ、神経性胃炎がある場合は茯苓飲合半夏厚朴湯。

不眠、不安感、口渇があるときは柴胡加竜骨牡蛎湯。

頭痛、イライラ、不眠、便秘を伴う場合は加味逍遙散。

扁桃の炎症、咳嗽、動悸のある人は柴朴湯。

不眠、冷え、神経質な人には桂枝加竜骨牡蛎湯が、それぞれおすすめの漢方となります。

体力レベルで分類すれば、比較的体力がある人には大柴胡湯、体力が中程度の場合は半夏厚朴湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴朴湯、体力がない場合は加味逍遙散が有効です。