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肩こり

ほとんどの人が一度は経験する、あるいは慢性的に繰り返す肩こりは、西洋医療だけでなく漢方で改善することもできます。長期にわたる運動不足や姿勢不良などを原因とする肩こりは、対症療法ではなく根本的な問題の解決を目指す「漢方」と親和性が高いからです。

「肩こり改善をサポートする」漢方も存在はしますが、肩こり改善のためには、肩こりの原因やタイプをよく理解した上で、自分に合った対処法を選ばなければなりません。

こちらでは、肩こりの原因、タイプ、肩こりに使用される漢方について紹介しています。

肩こりの原因

肩こりが起きる原因はたくさんありますが、メカニズムは非常にシンプルです。

運動不足による筋力低下・ストレス・長時間同じ姿勢をとることにより、筋肉の中の血流が悪くなると、酸素と栄養が運ばれなくなります。さらに疲労物質が滞留すると、筋肉が緊張状態に陥って肩こりが発生します。

直接的には疲労物質が肩こりを発生させますが、疲労物質が溜まる原因は、「筋肉の緊張」や「ストレス」にあるというわけです。

意外に思われるかもしれませんが、夏場にエアコンの効きすぎた部屋で過ごすことや、度の合わない眼鏡やコンタクトレンズを使用することも、筋肉の緊張や眼精疲労を招く形で、肩こりの間接的な原因になるといわれています。

いずれにしても、肩回りの筋肉の血流が悪化して緊張したり疲労物質が溜まることにより、肩こりは発生します。

加えて、一度発生した肩こりは繰り返す、あるいは長引く傾向にあるといわれます。その理由は、肩こりが起きて筋肉が緊張すると、その緊張した筋肉が血管を圧迫し、さらなる血流悪化を招くからです。

こうなるとますます疲労物質を取り除くのは難しくなり、悪循環に陥る一方になります。肩こりを改善するためには、対症療法的な処置だけでなく、根本原因の解決が必要です。

根本原因の解決とは、筋肉を緊張させて血流が悪化しないよう、正しい姿勢で過ごすことや、ストレスを溜めないこと、過重労働しないこと、視力に合った眼鏡やコンタクトを使用することなどがおすすめです。

肩こりのタイプ

肩こりのタイプは、姿勢によって3つのタイプに分けられます。いかり肩タイプ、なで肩タイプ、猫背タイプです。

いかり肩タイプ

体の軸より頭が前に出る姿勢を長時間取り続けている人に多く、首が本来より短く見え、後ろから見ると肩が持ち上がった状態で固定されているように見えるのが特徴です。

このタイプの人は僧帽筋上部繊維筋が緊張していると同時に、僧帽筋下部繊維が弱っているので、肩こりを改善するには、僧帽筋上部繊維のストレッチングと、僧帽筋下部繊維の筋力強化が必要です。

なで肩タイプ

鎖骨のラインが外に向かって下がって見えるのが特徴で、肩甲挙筋と小菱形筋がひどく緊張した状態にあり、同時に僧帽筋上部繊維は筋力が低下しています。

このタイプの人が肩こりを治すには、肩甲挙筋をストレッチやマッサージで緩和させると同時に、僧帽筋上部繊維の筋力強化が必要です。

猫背タイプ

猫のように背中が丸く頭が体の軸より前に出ているのが特徴です。

頭が前に突き出た姿勢でいるため、それを支えるための肩や首の筋肉が緊張し、がちがちに凝り固まっています。

このタイプの肩こりを治すには、首や肩の筋肉をほぐすだけでなく、胸の筋肉の緩和と背中の筋肉を強化しなければなりません。

肩こりに使用される漢方

漢方を使って肩こりの改善を図るなら、「独活葛根湯(どっかつかっこんとう)」について調べておくといいでしょう。

独活葛根湯は、独活や地黄などの生薬で構成される漢方ですが、風邪に用いられる葛根湯の働きにより、体を温めて血流を促す効果が期待できます。

日常生活を送るうえで問題ない体力を持っているか、ちょっと疲れやすい方(虚弱)に使われることの多い漢方です。

対象症状には肩こりのほか、四十肩、五十肩、寝違えなども含まれます。肩こりは、筋肉が緊張して凝り固まり冷えた状態でもあるため、その逆の作用を促す独活葛根湯は、肩こり改善を促してくれる漢方といえるでしょう。