【保存版】大阪の漢方薬局ナビ » 【悩み別】実績ある大阪の漢方薬局なび » 足のつり・こむらがえり

足のつり・こむらがえり

こちらでは、漢方では足のつり・こむらがえりをどう捉えているのか、西洋医療の考え方とどう違うのか、そして足のつり・こむらかえりに使用される漢方薬にはどのようなものがあるのか?といったポイントについて解説。

足のつり・こむらがえりの症状緩和のために漢方を用いたい場合は、事前に予備知識を頭に入れておくことをおすすめします。ぜひこちらのページを参考にしてくださいね。

漢方から見た足のつり・こむらがえりの考え方

漢方における足のつり・こむらがえりに対する考え方は至ってシンプルです。

漢方では「気」「血」「水」の3つの要素で人間の体が構成されると認識していますが、このうち、「血」と「水」のバランスが崩れたときに、足のつり・こむらがえりが起きやすくなると考えられています。

なぜなら、筋肉の正常な稼働に欠かせないミネラルを含む「水」が不足すると、足の筋肉が硬直したり痙攣しやすくなるからです。

また「水」の不足を通じて「血」の巡りが悪くなれば、酸素と栄養の供給や新陳代謝が上手くいかなくなり、足がつりやすくなります。このように「水」の不足と「血」の巡りの悪化、二つの要素が漢方における足のつり・こむらがえりの原因です。

ただし、漢方では基本的に足のつり・こむらがえりは病気と捉えていません。ほとんどが一過性のものであり、重大な病気を抱えていない健康な人でも起こりうるというのが漢方での考え方。漢方を飲む以外にも、ストレッチやマッサージ、水分補給と血行が良くなる食事の指導などを行うこともあります。

西洋医療における足のつり・こむらがえりの考え方

足のつり・こむらがえりについて、西洋医療では原因を断定していません。

さまざまな病気や妊娠が絡んでいるとされ、体内の電解質異常をはじめ、バセドウ病や甲状腺機能亢進症など甲状腺疾患・糖尿病・肝臓病・腎臓病・末梢神経障害といった疾患との関連を疑います。

漢方と同様、基本的には健康な人にも起こりうる一過性の症状で心配はありませんが、症状が長引く場合や日常生活に支障が出る場合は、重篤な病気との関連を疑い、詳しい検査が必要です。

処置としては、薬物治療と非薬物治療の二つがあります。

薬物治療では湿布など貼り薬や塗り薬、消炎鎮痛薬、筋緊張緩和剤、非薬物治療ではマッサージやストレッチ、ホットパック(温湿布)を行います。マッサージは寝る前に行うほうが良いとも言われています。

再発を防ぐため、運動前後のウォーミングアップやストレッチ、クールダウン、水分補給をこまめに行うこと、お風呂にゆっくりつかること、入浴後のふくらはぎマッサージ、足つぼマッサージ、ミネラル、カルシウム、マグネシウムの摂取などを積極的に行うことを勧めています。

足のつり・こむらがえりに使用される漢方

足のつり・こむらがえりに有効な漢方として、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が有名です。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

生薬の芍薬の根と甘草の根を煎じて作られた漢方薬で、「気」と「血(けつ)」を補い、突発的な筋肉のけいれんを鎮めるのに役立ちます。

芍薬甘草湯は体力や証に関係なく使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴い痛みがある場合におけるこむらがえり・筋肉のけいれん・腹痛・腰痛に用いられます。

また、こむらがえりや足のつりを鎮めるだけではなく、予防にも用いられることも。運動中に症状が起きやすい場合は、運動を行う前日の夜、寝る前に飲むことで予防効果が期待できます。

ただし、甘草には血圧上昇や血中におけるカリウム低下などの副作用もあるので、使用前には医師とよく相談する必要があります。

また、芍薬甘草湯を使用しても状況が改善されない場合は、他の病気が症状を生み出している可能性がありますので、その点も含めて医師への相談は必須です。

漢方に頼りすぎるのではなく、薬に頼りすぎるのでもなく、漢方と西洋医療の両方の意見を聞くことで、より抜本的な対策が打てるでしょう。