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不眠

不眠症は、西洋医療だけでなく漢方からもアプローチができる症状です。具体的には、不眠の原因となっている体調不良やストレスを和らげる漢方を使います。

ここでは漢方医療と西洋医療、それぞれの不眠に対する考え方と原因を解説しながら、実際に不眠で使用されている漢方薬について紹介していきます。不眠に効く漢方薬に興味がある方はぜひご覧ください。

漢方(東洋医療)から見る不眠の原因

漢方では、「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスこそ健康維持に大切だと考えています。このいずれか、あるいは複数の要素で問題が生じているため、不眠が起きていると考えるのが漢方です。

不眠によって生じている症状ではなく、不眠が起きている根本原因にアプローチし、それぞれの原因と飲む人の体質に合った漢方を飲んでもらうことで改善を促そうとするのが、不眠に対する漢方のスタンスです。

実際の対処法としては、まず不眠が起きている原因を十分に考察し、その原因を根本から解消すべく体質改善することを目指します。

特に診察では「四診」と呼ばれる方法がとられ、目に見える症状とは関係ない部分まで詳細に診て、不眠の根本原因が潜んでいる場所、また不眠症が影響を及ぼしている箇所を徹底的に調べて適切な処置を施します。

そして、気・血・水の3つを安定させることに留意しながら、不眠が起こる原因を解消することを目指して、より体質に合った漢方を選びます。

不眠の病院(西洋医療)の考え方

漢方医学の対極にある西洋医療では、不眠をどう捉えているのでしょうか。

西洋医療では不眠について、騒音や明るさなどの「環境要因」、ストレスや不安などの「精神要因」、疾患や薬の副作用などの「肉体的要因」、加齢による衰えなど、様々な原因があると捉えます。

そして、さまざまな原因が積み重なって自律神経の乱れを生じさせ、自律神経を構成する交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって不眠が起きている、と判断するのが西洋医療の考え方。

不眠に対する医学的な処置として、交感神経と副交感神経のバランスを正常にし、規則的な生活や寝具の調整など眠りやすい環境を整えるための指導を行ないます。

それでも改善されない場合は、医師の指導のもと睡眠薬を処方します。不安が強すぎる場合は抗不安薬が用いられることもあります。

不眠に使用される漢方薬

不眠に使用される漢方薬には、口内炎など皮膚炎の緩和にも効果的な「黄連解毒湯」をはじめ、気のめぐりを正常化して心を落ち着かせる処方の「柴胡加竜骨牡蛎湯」、催眠・鎮静作用があるといわれる「酸棗仁湯」、体の熱や炎症を抑える寒性の生薬「三黄瀉心湯」、更年期障害や自律神経失調にも好適な「加味逍遙散」、筋肉のこわばりと神経の昂りを抑える「抑肝散」など、様々な種類が症状やタイプに合わせて処方できます。

このうち、女性には「加味逍遙散」、子どもの夜泣き・不眠には「抑肝散」が用いられることが多いようです。

不眠と一口にいっても症状や原因はさまざま。漢方を使用するときは、自分の症状・体質・不眠に陥った原因を特定したうえで、ふさわしいものを選ぶ必要があります。