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ニキビ

漢方薬の中には、ニキビへの改善効果が期待できるものもあります。ただし、ニキビの原因やタイプ(症状)、自身の体質に合わせて選ぶ必要があります。

こちらのページでは、まずニキビの原因・タイプ(症状)について解説し、最後にニキビによく用いられる漢方をご紹介します。

ニキビの原因

そもそもニキビはどうして起きてしまうのでしょうか?

その原因について、西洋医学と漢方医学の両方の観点から見ていきましょう。

西洋医学での考え方

西洋医学におけるニキビは、皮膚の表面の角層が固くなって毛穴が狭まり、そこに溜まった皮脂を餌にアクネ菌が繁殖することでニキビができると考えられています。

発生するニキビは3種類に分けられます。「皮脂の詰まり」による白ニキビ、「皮脂の酸化」による黒ニキビ、「繁殖したアクネ菌の炎症」による赤ニキビです。

それぞれ症状に違いはありますが、いずれも皮脂の増加とアクネ菌の繁殖が根本原因と捉えるのが西洋医学のスタンスです。従って、西洋医学ではこの二つの問題を解決することが近道だと考え、症状に対して抗菌薬(抗生物質)の服用、非ステロイド系抗炎症外用剤・抗菌薬クリームの塗布が行われます。

さらに、ケミカルピーリング、ビタミンCの服用、トレチノイン治療、皮脂の圧出など、症状に合わせて多彩な方法が導入されています。

こうした処置には一定の効果がありますが、完治させるのはなかなか難しく、再発を繰り返すことも少なくありません。なぜなら、目に見える症状を解消できても、ニキビになりやすい体質の改善は行われていないからです。

では、漢方医学ではどのように処置するのでしょうか。

漢方医学での考え方

漢方ではニキビについて、皮膚の症状は皮膚の問題だけではなく、体質の問題が関わっていると考えます。ニキビができる根本原因は体内にあり、ニキビはその結果として皮膚の表面に出ているに過ぎないと捉えます。

よって、漢方では症状を抑える治療を行いつつ、同時に根本原因である体質改善を促すための処置や薬の処方を行うのが特徴です。こうすることで、ニキビを根本原因から解消し再発を繰り返さないようにすることができます。

なお、漢方ではニキビの症状を「熱」に問題があるとし、その「熱」を抑えるため、もっぱら熱を下げる「清熱剤」が用いられています。

ニキビの症状とタイプ

ニキビは見た目以上に厄介な疾患であり、様々な症状を伴います。皮脂が毛穴に詰まるコメド(面皰/めんぽう)は有名ですが、他にもアクネ菌の繁殖による炎症、痛みを伴う赤い腫れ、炎症の悪化による膿の発生、毛穴の崩壊でできるクレーターのような残り痕など、悩みは多岐にわたります。

症状はニキビのタイプによって異なりますが、ニキビのタイプは漢方と西洋医学で分類の仕方が違います。

西洋医学では、毛穴に皮脂が溜まって皮疹を作り出す「白ニキビタイプ」、開いた毛穴から露出した皮脂が酸化して出来る「黒ニキビタイプ」、アクネ菌の増殖によって炎症を引き起こす「赤ニキビタイプ」の3つです。

漢方では、「ホルモンバランスなど『血(けつ)』の乱れによるもの」、「便秘や下痢など『胃腸トラブル』が原因のもの」、「ストレスなど『気』の乱れが原因のタイプ」と、こちらも3種類に分類されます。

ニキビに使用される漢方

ニキビに使用される漢方薬には、原因や症状に対応する様々な種類があります。ホルモンバランスが原因の場合は「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「湯経湯(うんけいとう)」「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」が用いられます。

胃腸トラブルが関係しているなら、「安中散(あんちゅうさん)」「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」「四君子湯(しくんしとう)」「六君子湯(りっくんしとう)」。

ストレスが原因の場合は「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」「抑肝散(よくかんさん)」「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」を進められることもあります。

炎症が強い赤ニキビには「清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)」、鼻炎や扁桃炎を伴う場合は「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」、じんましん・湿疹にも使われる「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」など、ニキビの改善効果が期待できる漢方はたくさんあります。

ニキビの改善サポートとして漢方を用いるときは、自分に当てはまるタイプを確認しましょう。

判断が難しい場合は、漢方薬局で肌をチェックしてもらい、自分に合った漢方を選んでもらうのがおすすめです。